親知らず
親知らずについて

経験豊富な口腔外科医が在籍
当院長は口腔外科分野の歯学博士であると同時に、大学病院口腔外科に勤務経験のある歯科医師です。
一般歯科医院では対応が難しい症状の親知らずにおいても、精密な検査・診断をもとに大学病院と同等レベルの的確かつスムーズな治療が可能です。
また、特殊なケースにおいては専門医療機関と連携を図り、患者さまにとって安全・最適な治療をご提供いたします。
歯根が広がっていたり、肥大していたりする親知らずの抜歯は難易度が高く相応のリスクを伴うこととなります。一般的な親知らずの抜歯治療はもちろんのこと、そのような親知らずの抜歯についても、一度遠慮なく当院へご相談ください。
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痛みやリスクの少ない
親知らず抜歯治療の特徴
CT診断装置による精査が可能です
親知らずの診査・診断を正確に行い、そして抜歯をより安全確実に行うために、当院では症状に合わせて事前に歯科用CTによる精密検査を実施しています。
従来のレントゲンでは知り得なかった3次元的なデータをもとに、親知らずの歯根の状態、神経や血管の位置関係などを正確に把握することによって、抜歯に伴うリスクの軽減に努めています。

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将来的な可能性まで考慮し
「抜く・抜かない」の
判断をします
親知らずは症状によっては「抜かなくても良いケース」もあります。当院では親知らずの将来的な活用法も視野に入れて抜歯が必要か、保存が可能かについて適切な診断を行い、患者さまとよくご相談のうえ治療方針を決めています。

痛みや不安にも配慮した
親知らず抜歯治療
検査の上で抜歯となった際にも、患者さまに安心して治療を受けていただけるよう事前に説明をしっかりと行います。麻酔や治療の痛みにも充分な配慮をし、リスクを抑えた安心の治療をご提供します。

親知らずとは?
よくあるトラブルや
治療の流れ、
治療費の
目安について

親知らずとは?
親知らずは、前歯から数えて8番目(一番奥)の永久歯のことをいいます。
一般的に17歳~30歳頃に生えてくることが多く、親知らず以外にも智歯(ちし)や第三大臼歯とも呼ばれています。
親知らずの生えてくる時期や本数、生え方には個人差があります。
また、永久歯の中で最後に生えてくる歯であることから、スペースが足りず横や斜めに傾いて生えたり、骨の中に埋まったまま生えてこないといったケース(埋伏歯)もあります。
親知らずによる主なトラブル
- 歯肉の炎症(智歯周囲炎)
斜めに生えている親知らずや、真っ直ぐでも途中までしか生えてこない親知らずは、歯と歯肉の間に汚れが溜まりやすい状態にあります。細菌が増殖することで、親知らずの周りの歯肉が炎症を引き起こす場合があります(智歯周囲炎)。
- 虫歯リスクを高める
斜めに生えていたり、途中までしか生えてこない親知らずは、歯ブラシが届きにくいため虫歯になりやすい傾向にあります。親知らずと手前の歯の隙間にも汚れが溜まりやすくなることで、他の健康な歯まで虫歯になるケースもあります。
- 歯列不正の原因にもなりえる
親知らずが手前の歯を押すことにより、歯並びが悪くなってしまう場合があります(歯列不正)。歯並びが悪くなると見た目の問題はもちろん、むし歯や歯周病にもなりやすくなってしまいます。
- 口臭の原因になる場合も
正常に生えていない親知らずの場合、その周辺は汚れや細菌が溜まりやすく不衛生になりやすい状態にあります。そうして生じた虫歯や歯周炎が口臭の原因になってしまうこともあります。
親知らずの抜歯の流れ
問診
ご来院の上、まずはカウンセリング(問診)を行います。お体の状態や服用されているお薬、当日の体調についてなど、そのほか気になることは何でもお知らせください。もし抜歯前に内科や他科に問い合わせが必要な場合や、腫れや痛みなど症状が強い場合は、日を改めて抜歯を行うこととなります。

診査・診断
症状に応じて、CT撮影などの検査を行います。親知らずと神経や副鼻腔、周囲の歯との位置関係を把握することで抜歯の可否や、難易度などを正確に診断いたします。

抜歯治療
痛みやストレスの少ない治療が行えるよう、最大限の配慮をしながら施術を行います。術前に麻酔を充分に効かせてから治療に入りますので、術中に痛みを感じることはほとんどありません。

縫合と止血
歯茎の切開が必要な治療の場合には、抜歯後に縫合を行います。しばらくガーゼを噛んでいただくことで止血し、血が止まったことを確認して抜歯治療は終了となります。

親知らずの抜歯にかかる費用
(一般的な治療費の目安)
親知らずの抜歯は保険適用の治療となりますが、難易度によって治療費は変動します。
基本的には、1本あたり2,200円~5,500円(税込)前後が相場となります(保険適用3割負担時)。また、比較的難しい症状の親知らずの抜歯の場合、CT検査費用が別途かかります。 費用につきましても事前にしっかりとご説明の上、ご納得いただいてから治療へと進んでまいります。
親知らず抜歯治療後の
注意点

抜歯後の痛み・腫れ・トラブル
などのアフターケア
親知らず抜歯後の痛み(鎮痛)
抜歯治療を開始する前に、麻酔を充分に効かせてから行いますので、抜歯治療時に特に痛いと感じることはありません。
親知らずの抜歯後に麻酔が切れた時が痛みのピークとなりますので、麻酔が切れる前に処方した鎮痛剤を服用しましょう。親知らずの状態によっては、ほとんど痛みが出ない場合もあります。
痛みがある場合でも、抜歯翌日から1週間程かけて痛みが引いていきます。
もし痛みが強くなるようであれば、診察致しますので当院へご連絡ください。
親知らず抜歯後の腫れ
(細菌感染対策)
下顎の抜歯の場合には腫れを引き起こすことがあります。
抜歯後2日から3日目にかけてピークとなり、それから徐々に腫れは引いていきます。
原則として抜歯の翌日にご来院頂き、創部の確認・消毒をして細菌感染対策を行います。
親知らず抜歯後の出血
抜歯後〜翌朝頃まで、ジワジワと出血を伴う場合がありますので、ガーゼを20〜30分ほど噛んで圧迫止血を行なってください。それでも出血が続くような場合はご連絡ください。
親知らず抜歯後の食事
親知らずの抜歯後は出血が完全に止まっていれば、通常30分程度で食事は可能です。まだ麻酔が効いている状態の時は、誤って頬の内側の肉を噛んでしまわないように注意しながらゆっくりと食べるようにしましょう。温度も感じにくいので、熱い食べ物などにも注意しましょう。
ドライソケットによる痛みと対策
親知らずを抜いた部分は穴が空いている状態となりますが、通常はこの部分に血がたまって固まることでカサブタができ、自然に保護してくれています。しかし血が固まらないこともあり、そうした症状をドライソケットと呼びます。
歯を抜いた部分の穴に食べかすや雑菌が入り込むことで強い痛みを引き起こす恐れがありますので、こうした症状が出た場合は速やかに診察を受けてください。血が正常に固まるような処置を施します。
また当院では、事前の診察の際にドライソケットが予測される場合は、予めフタの役割をするものをつけることで防止します。
親知らずの抜歯に伴う
リスクについて
親知らずの周囲には感覚神経が通っているため、親知らずが神経に近いほど神経が傷つくリスクが高まり、お口周りの感覚麻痺が起こる場合があります。
感覚麻痺が起こる確率としては1%以下と稀なケースではありますが、特に下顎の親知らずの歯の根っこ部分は神経や血管が収まる下顎管と近いことが多いことから注意が必要です。また、麻痺が出現しても多くの場合は数ヶ月〜数年で回復していきます。